ドキュメンタリー/教養

100分de名著 渋沢栄一『論語と算盤』第3回

【「合本主義」というヴィジョン】誰もが一度は読みたいと思いながら、なかなか手に取ることができない古今東西の「名著」を25分×4回=100分で読み解く/2021年

7月10日 水曜 9:00 -9:30 チャンネル銀河

渋沢が明治日本に導入しようとしたのは「合本主義」というシステム。これを渋沢は「封建領主体制」で体験したものを裏返すことで構想した。国家や行政が主導する、人・物・金を社会に循環させ、社会を繁栄させるための基盤整備などを通して「公益」という目的を明確に打ち立てた上で、人材と資本を集めて事業を推進するという理念が「合本主義」なのである。第3回は、渋沢が構想した「合本主義」とは何かに迫る。