映画

🈙女体は哀しく 【蔵出し名画座】

出演:乙羽信子淡路恵子扇千景 戦後の京都・島原遊廓を舞台に、けなげにたくましく生きる女たちの姿を感動的に描いた群像劇。※川本三郎氏の解説(1957年 114分)

7月10日 水曜 17:20 -19:30 日本映画専門ch

戦後の京都の島原遊郭を舞台に、身勝手な男に翻弄される太夫たちの悲哀を描く。戦前より活躍する国際的名匠・稲垣浩監督が、北条秀司の戯曲『太夫(こったい)さん』を、実力派俳優陣を配して映画化した力作。
世話焼きな女主人・おえい(田中絹代)が経営を引き継ぎ、三百年の伝統を誇る宝永楼の太夫・玉袖(乙羽信子)は、新入りの喜美子(淡路恵子)やしっかり者の深雪(扇千景)らと懸命に働くが、情夫の米太郎(伊藤久哉)が逮捕され、身の振り方に思い悩む。