ドラマ

ドラマコレクション「遠山の金さん(杉良太郎)」「水戸黄門」

遠山の金さん#34「娘十九の父恋い十手」水戸黄門 第四十部#8
「ニセ黄門の大芝居!(盛岡)」

7月9日 火曜 15:04 -16:54 テレビ大阪1

人呼んで江戸っ子金さん。遊び人風のブラブラで町人と親しく接する侠気肌。 誰からも愛される人懐っこい人柄だが、実はその名も高い北町奉行遠山左衛門尉の隠れた姿であった。
老公(里見浩太朗)一行は盛岡へ。一行は旅役者の市川光右衛門(笹野高史)と助八(北山雅康)、角兵衛(篠塚勝)に出会う。光右衛門は、一座の座頭だったが、人望がなく他の座員には逃げられてしまった。盛岡には光右衛門の生家で南部鉄器の問屋、尾嶋屋がある。四十年前、役者にあこがれて家を飛び出した光右衛門は、やっと故郷に錦を飾れると楽しみにしていたのだが、座員も金もなく腹をすかして途方にくれる。
さて、尾嶋屋は今では光右衛門の弟の孫、お鶴(松下恵)が切り盛りしていた。その尾嶋屋に魔の手が迫る。物産問屋の和泉屋(原田清人)が藩御用の権利を狙い、家老の桑谷権兵衛(伊吹剛)と結託して、尾嶋屋失脚を画策していたのである。ところで、水戸老公が盛岡にお忍びで立ち寄るという噂を聞いた桑谷は、光右衛門の名とその風貌から光右衛門が老公本人だと誤解する。本陣に招かれて接待され、光右衛門たちは面食らう。