ドラマ

傑作時代劇 大岡越前(第4部)🈞 第5話「艶ぼくろの女」

『大岡越前』第4部では現代にも通じる人と人とのつながりをドラマの中心に据え、“ホームドラマ色”といった色あいを強めて、幅広い視聴者構成にマッチした作品をねらう。

7月8日 月曜 14:30 -15:25 TSCテレビせとうち

『大岡越前』第四部では、メンバーを若干入れかえ、若ものグループ(吉沢京子、三浦友和、三ツ木清隆、沢田亜矢子結城しのぶ)を加えて、清新さを出すとともに、従来からのチームワークを生かして、内容を一層充実させようとしている。
さらに、親子、夫婦、友人、恋人等、現代にも通じる人と人とのつながりを、ドラマの中心に据え、いわば“ホームドラマ色”といった色あいを強めて、幼児からご老人までを含む、幅広い視聴者構成にマッチした作品をねらうのが、今シリーズの特徴だ。見終わったあとに“さわやかさ”の残る時代劇を、というのが『大岡越前』制作スタッフの願いだ。
大江戸の夜に暗躍する盗賊一味。証拠は手引きの艶ぼくろの女と残る秘伝の痺れ薬。養生所のお千代は薬の成分を知って愕然。三次が探し当てた件の女はかつての命の恩人であり大火で生き別れのお千代の姉であった。三次とお千代の祈りが通じたか女は改心して一味と対立のまま召し取られる。十余年ぶりの姉妹の再会を暖く見守る大岡裁き。