ドキュメンタリー/教養

密着!空港警察:南アメリカ「親子を引き裂く麻薬取引」🈔

子連れで食料の袋に入れたコカインを密輸しようとした母親と、夫婦を装いコカインを密輸しようとした女が子供と引き離され、涙ながらに麻薬取引に関わったことを後悔する。

7月8日 月曜 23:00 -0:00 ナショジオ

ペルーのリマにあるホルヘ・チャベス国際空港、コロンビアのボゴタにあるエル・ドラド国際空港は、南アメリカで格別に忙しい空港だ。連邦警察は違法行為を阻止するため1日24時間、週7日、休まず活動している。主な脅威はコカインの密輸。乗客はコカインを体の表面のみならず、体内に忍ばせたり、食料品や飲料品に隠したりする。若者や高齢者、頻繁に飛行機を利用する客、子連れの親まで、様々な背景を持つ運び屋の逮捕劇に迫る。
空港で運命を翻弄された親子の物語を紹介する。子連れで食料の袋に入れたコカインを密輸しようとした母親と、子供と一緒に偽造書類で国外に出ようとした母親が逮捕され、最愛の子供たちと引き離される。夫婦を装ってコカインを密輸しようとした男女も逮捕され、女は娘に会う自由を失ったことを涙ながらに後悔する。一方でパスポートのない赤ん坊を抱えた母親は入国管理官の奮闘のおかげで無事、孫の顔を両親に見せることができた。