ドキュメンタリー/教養

ナチス・ドイツの巨大建造物2「巨大組織:親衛隊」🈔

2015年制作/1920年代にヒトラーを護衛する小さな組織として発足した親衛隊は、ハインリヒ・ヒムラーの指揮のもと各権力を掌握。強制収容所の建設にも関与した。

7月8日 月曜 4:00 -5:00 ナショジオ

世界制覇を目指したナチス・ドイツは、史上最大最強の兵器とテクノロジーを開発した。第三帝国を動員してヨーロッパ大陸を攻め、戦いに勝つために、ドイツは巨大兵器、巨大砲、大量破壊兵器の数々を生みだした。ナチス・ドイツの巨大建造物シリーズでは、ヒトラーの野心的な巨大建造物の隠された史実を探り、設計や建設における非凡な技術開発物語やその技術革新がその後の戦争をどう決定的に変化させたのかを明らかにしていく。
1920年代にヒトラーを護衛する小さな組織として発足した親衛隊は、ハインリヒ・ヒムラーの指揮のもと、政治、警察、防衛の各権力を掌握し、史上最も残虐な施設となる強制収容所の建設にも関与した。さらに、武装親衛隊と呼ばれる軍事組織の創設で支配力は広範囲に及び、一層恐れられる存在となる。こうして終戦までに親衛隊は、あらゆる面で第三帝国を統制する巨大組織となり、ヒトラーの敵を容赦なく抹殺していった。