ドキュメンタリー/教養

第32回FNSドキュメンタリー大賞 話せる古本屋

富山県高岡市で古書店を営む堀田晶さんはゆっくり人と話せる場を作りたいと店を開いた。話を聞く客の中には、生きる事に辛さを口にする人が少なくない。(23年初回放送)

7月8日 月曜 3:00 -3:55 BSフジ・181

富山県高岡市の古書店「なるや」。美術書から地元の歴史書、ライトノベルまで並ぶが、この店には「話せる古本屋」という別名がある。ぽつりぽつりやってくる客の一番の目的は店主の堀田晶さん(48)と話をすることだ。自分には中身がないと話す大学生、自らの障がいの辛さを話す女性、中には生きている事が辛いと話す人もいる。堀田さんはじっと話を聞き、相槌をうつ。そして時には公的な支援やサービスにつなげることもある。
堀田さんと話した人は少しだけ、明るい表情になって店を後にする。孤立感をなくしたい…話をすることで新しいつながりが生まれると話す店主の日々を描く。 <制作>富山テレビ放送(2023年初回放送)