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武蔵野心中(R−15版) ▼高瀬春菜、峰岸徹

◆日活ロマンポルノ傑作選◆
作家、太宰治と、晩年の太宰の良き理解者として献身的に尽くし、永遠の旅立ちに同行した山崎富栄の二人の姿を描く。
1983年 89分

7月7日 日曜 1:30 -3:15 衛星劇場

長篠康一郎の同名小説の映画化! 「女として生き、女として死ぬ」ことを願いつつ、「愛に生き愛に殉じた」一人の女。片や、性格破綻者のそしりをうけながら、ずっと死と対峙し続けた一人の男…。その男と女の情死への道行きを官能リアリズムで描く日活ロマンポルノ・エロス大作。劇的な二人の日常を冷徹にレンズが追い、無理心中か情死かという謎を解きほぐしながら、人間・太宰治の実像にせまる。