ドキュメンタリー/教養

仰天!運び屋vs取締屋in全米エアポート 3「コロナ禍の子犬繁殖ビジネス」🈔

アトランタ国際空港では、麻薬だけでなく、子犬の密輸も取り締まっている。コロナ禍でペット需要が急増。その結果、繁殖ビジネスが過熱し、密輸が後を絶たない。

7月6日 土曜 4:00 -5:00 ナショジオ

全世界がコロナ禍というこれまでに前例のない異常事態に陥る中、アメリカの国土安全保障省は、増加傾向にあったメキシコとの国境からの禁制品の流入への対応を強化していた。しかし、海外旅行者が回復し始めた今、国際空港の取り締まりに主軸を戻しつつあるという。一方、空路だけでなく、陸路、そして海路の国境でも、禁制品の密輸は後を絶たない。監視の目を光らせる税関・国境警備局と国土安全保障捜査局の闘いに密着していく。
アトランタ国際空港では、麻薬だけでなく、子犬の密輸も取り締まっている。コロナ禍でペット需要が急増。その結果、繁殖ビジネスが過熱し、密輸が後を絶たない。人気犬種の子犬を南米のブリーダーから安く買い付け、アメリカで1匹1万ドルもの高値で売りさばくのだ。陸の国境では乗用車を改造した麻薬密輸が横行。ノガレスの検問所では末端価格およそ27万ドル、サンディエゴでは100万ドルにもなる大量のコカインが発見される。