ドラマ

大都会-闘いの日々-#21 ▼石原裕次郎、寺尾聰、渡哲也/脚本:倉本聰ほか

≪石原プロモーション制作ドラマ総力特集≫
#21「スクープ」
石原プロモーション制作、テレビ映画の歴史はここからはじまった!
1976年 47分 全31話

7月6日 土曜 18:30 -19:30 ホームドラマCH

1976年(昭和51年)1月、“石原プロ テレビ第一回作品”と銘打ち「大都会-闘いの日々-」は放映を開始。石原プロモーションは映画製作で培ったノウハウを活かし本格的な連続テレビ作品をスタート、後に「大都会PART2」「大都会PART3」とシリーズ化し、1979年9月まで約3年半、全132話が放送された。
「大都会-闘いの日々-」はメインライターに倉本聰を迎え、刑事・ヤクザという個人が警察・暴力団という組織の中で生きていく悲哀と、渡哲也が演じるマル暴担当刑事の黒岩と、その妹との兄妹愛を絡めて描き、刑事を主人公としたドラマではあるものの、むしろ個人の心情を深く掘り下げるとともに、犯罪の裏側に見え隠れする社会の矛盾をも指摘した“人間ドラマ”作品。石原裕次郎は新聞記者の滝川を演じている。
警視庁捜査四課の刑事・黒岩と、東洋新聞城西署記者クラブキャップ・滝川を中心に、彼らの姿を通して暴力団犯罪の陰に潜む非業に満ちたドラマを描写する。本庁から城西署捜査四課に派遣されてきた刑事・黒岩頼介。寡黙で照れ屋だが、犯罪を憎む心は人一倍強い。両親はすでになく、妹の恵子と二人暮しをしている。滝川と黒岩は高校の先輩後輩の間柄であり、お互いの立場を超え、固い友情で結ばれている。