ドラマ

傑作時代劇 大岡越前(第4部)🈞 第4話「祝言」

『大岡越前』第4部では現代にも通じる人と人とのつながりをドラマの中心に据え、“ホームドラマ色”といった色あいを強めて、幅広い視聴者構成にマッチした作品をねらう。

7月5日 金曜 14:30 -15:25 TSCテレビせとうち

『大岡越前』第四部では、メンバーを若干入れかえ、若ものグループ(吉沢京子、三浦友和、三ツ木清隆、沢田亜矢子、結城しのぶ)を加えて、清新さを出すとともに、従来からのチームワークを生かして、内容を一層充実させようとしている。
さらに、親子、夫婦、友人、恋人等、現代にも通じる人と人とのつながりを、ドラマの中心に据え、いわば“ホームドラマ色”といった色あいを強めて、幼児からご老人までを含む、幅広い視聴者構成にマッチした作品をねらうのが、今シリーズの特徴だ。見終わったあとに“さわやかさ”の残る時代劇を、というのが『大岡越前』制作スタッフの願いだ。
源次郎と未亡人の縁談は、周囲の熱心な勧めで大詰を迎えるが、相手方の娘が亡き父の面影を慕って猛反対。そんな時、足抜けの女郎が臨終の母に一目とばかり恋人と共に通りがかりの忠高にすがる。追手との斬り結びも乞食姿の吉宗の活躍で大団円。母を思う女郎の言葉に娘のかたくなな心も柔らぎ、源次郎は皆に祝福されて祝言をあげる。