ドキュメンタリー/教養

●特集:第二次世界大戦●窮地のヒトラー:進撃の連合軍 5「要塞都市メッスの戦い」

連合軍パットン将軍の第3軍は、フランスとドイツの国境にある要塞都市メッス攻略を目指す。若き中尉がコンクリートの壁と鋼鉄の扉に守られた難攻不落の要塞に挑む【字幕】

7月3日 水曜 23:00 -0:00 ナショジオ

1944年6月6日のD-Day以降、ノルマンディーの海岸に上陸した連合軍は続々とヨーロッパ各地へ進攻していた。しかし海岸堡は確保したものの、占領下のヨーロッパの海軍基地、城塞、要塞都市などの軍事拠点は、依然としてドイツ軍が強固な掌握を続けていた。これらはナチスの支配を打ち破り、占領されたヨーロッパを解放するために、敗北の瀬戸際で繰り広げられた連合軍による命懸けの戦いの物語である。
1944年秋、連合軍パットン将軍の第3軍はフランス東部、ドイツとの国境に位置する要塞都市メッス攻略を目指す。対するヒトラーは、東部戦線からヘルマン・バルク装甲兵大将を呼び戻し、メッス防衛を命じる。難攻不落の要塞に苦戦するパットンは、南北からの挟撃作戦を開始。歩兵連隊の若き中尉ハリス・ニールが、大雨で氾濫するモーゼル川を小隊を率いて渡り、コンクリートの壁と鋼鉄の扉に守られた要塞へ攻め込む。