ドキュメンタリー/教養

テレメンタリー2024「戦場ジャーナリストのエンディングノート」🈑

ベトナム戦争を、ベトナムの戦場と前線基地だった沖縄の両方で取材したフォトジャーナリスト・石川文洋。80代半ばを過ぎたジャーナリストの人生最終章の旅に同行した。

7月1日 月曜 2:10 -2:40 KKB鹿児島放送

住民の4人に一人が犠牲になった沖縄戦。人々の心や体の傷、その痛みが癒えない中、沖縄を揺さぶったもう一つの戦争があった。ベトナム戦争。1960年代、アメリカとソビエト連邦の介入で泥沼化し、300万人以上が犠牲になった。アメリカの統治下だった沖縄からは兵士や爆撃機がベトナムに向かい、連日のように無差別の攻撃を繰り返した。そんなベトナム戦争を、
戦場だったベトナムと前線基地だった沖縄の両方で取材したジャーナリストがいた。沖縄出身の石川文洋。4年以上にわたり、アメリカ軍に同行し、命がけで戦争の実相を記録した。まだ20代だったジャーナリストが撮った写真には、地獄のような地上戦や、極限状態に置かれた人間の姿が記録されていた。ベトナム戦争が終わってもうすぐ50年。80代半ばを過ぎた今も現場に立つジャーナリストの人生最終章の旅に同行した。