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劇場/公演

歌舞伎◆<シネマ歌舞伎>『京鹿子娘五人道成寺/二人椀久』 ▼坂東玉三郎

『京鹿子娘五人道成寺』五人で踊り分けるこれまでにない特別な演出
『二人椀久』情感豊かで幻想的な舞踊
(上演:平成28年12月・歌舞伎座/公開:平成30年1月)
123分

6月30日 日曜 10:30 -12:45 衛星劇場

◆特選歌舞伎◆ 『京鹿子娘五人道成寺』 美しい衣裳を纏った花子が時には代わる代わる、時には五人一緒に、花笠や鞨鼓(かっこ)、手踊りなどで華やかに踊り次ぐ、まさに絢爛な舞台。 桜の花が咲く紀州の道成寺。鐘供養のために訪れた白拍子の花子が艶やかな踊りを披露するうちに、みるみる形相が変わり、ついには蛇体となって姿を現す。実は、花子は叶わぬ恋の恨みから僧安珍を焼き殺した清姫の亡霊だったのでした。
玉三郎ら出演者が、「道成寺」にかける思いを語るインタビュー、普段見ることのできない舞台裏の様子を捉えた特別映像も本編に盛り込んだ内容となっております。
『二人椀久』 傾城松山太夫への恋しさのあまり気が狂ってしまった椀屋久兵衛は、まどろむうちに恋焦がれていた松山に再会。二人は連れ舞をし、しばしの逢瀬を楽しんだのも束の間松山が姿を消してしまい、久兵衛はすべて幻だったと気づくのでした。