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ドキュメンタリー/教養

【追悼特別番組】ふるさと秋田再発見シリーズ秋田人物伝特別篇〜遠藤章〜(再)

先月亡くなった農学博士・遠藤章さん(由利本荘市出身)への哀悼の気持ちを込めて4年前に放送した番組をお送りする。

7月3日 水曜 14:50 -15:45 AKT秋田テレビ1

血中コレステロールを効果的に下げる物質「スタチン」の発見は、現代医学の歴史における偉大な発見の一つとされている。その発見者は、由利本荘市出身の農学博士・遠藤章だ。2008年 ラスカー臨床医学研究賞、2017年ガードナー国際賞を受賞するなど、その業績は世界的に高く評価されている。 遠藤によるスタチンの発見には、幼少期に母親がこうじを作るのを手伝ったこと、そして祖父と一緒に近くの山で採った
ハエトリシメジの存在が大きな影響を与えたという。遠藤は「旧東由利村で育ったからこそできた発見だ。」と語る。 番組では、遠藤が「奇跡の薬」「動脈硬化のペニシリン」「世界で一番売れている薬」と呼ばれたスタチンを発見するまでの歩みと、遠藤の影響を受けたという人々へのインタビューを通して遠藤の業績とその生き様を振り返った。