世界文学への招待　第13回

「言葉の「際」をさぐるーー古井由吉の作品」

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もともとドイツ文学者として出発した古井由吉にとって、日本語で書くということはどのような意味を持っていたのか、作品と批評とを併せて読むことで考察する。古井の作品は強い文体意識に支えられた鋭い批評性を持っており、語るということ、生きるということについて、読者を巻きこみながら反省的に見つめなおす視線を育む。

• キーワード

  古井由吉、日本文学、文体、外国語、外国文学、言文一致

• 出演者

  東京大学教授　阿部　公彦