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ドラマ

古畑任三郎3 #1🈞🈑

「若旦那の犯罪」
三谷幸喜脚本 田村正和 市川染五郎(現松本幸四郎) 西村まさ彦 石井正則 梅野泰靖 モロ師岡🈀

6月26日 水曜 13:50 -14:45 テレビ長崎1

古畑任三郎(田村正和)が帰ってきた。お馴染みの今泉慎太郎(西村まさ彦)も健在。今回は、血統正しき若き落語家の企んだ完全犯罪に立ち向かう。いかなる「落ち」が待ち受けるのか…。  独演会を控えた人気の若手落語家・気楽家雅楽(市川染五郎/現松本幸四郎)は、兄弟子の二つ目・気楽家苦楽(モロ師岡)の作った新作落語「タイムマシンで行こう」を演じたいと思っていた。真打ちの雅楽は人気はあったが、古典の素養も、
新作を作る力量も無い。そこで、兄弟子の新作を自分のものにしたかったのだ。しかし、苦楽に知れれば、落語家人生は終わる。雅楽は苦楽を亡き者にする完全犯罪を企てたのだった。  雅楽は、師匠の気楽家有楽(梅野泰靖)に稽古を付けてもらうのを、自分の代わりに苦楽に頼む。目の悪い師匠には変装していけば解らないと、苦楽を説得する。その間、雅楽は一門の事務所に忍び込み、真打昇進のリストを盗み出す。
そこには苦楽のライターを置いておく。苦楽がアパートに帰ったのを見計らい、雅楽は苦楽を訪ねた。苦楽の喉を掻き切った雅楽はその足で苦楽が演じる予定だった老人ホームへ変装して急いだ。これで、苦楽は真打ちに昇進できないことを苦に自殺を図ったことになる。  が、苦楽は「煮干し」を握り締めて息絶えていた。このダイイング・メッセージを古畑は見逃さなかった。

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