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ドラマ

連続ドラマW 60 誤判対策室 #1〜5(全5話)

主演・舘ひろし×監督・熊切和嘉による、冤罪調査組織「誤判対策室」が舞台のタイムリミットサスペンス。死刑執行まであと60分。冤罪は立証できるのか!?(全5話)

6月23日 日曜 14:45 -19:30 WOWOWプラス

2018年 日本 原作:石川智健「60 誤判対策室」(講談社文庫刊) 監督:熊切和嘉 脚本:高田亮 出演:舘ひろし古川雄輝星野真里村上淳赤堀雅秋ハマカワフミエ酒井若菜竹原ピストル若松武史小林勝也康すおん
第一話:刑事の有馬は出向先の「誤判対策室」で60歳の定年を迎えようとしていた。「誤判対策室」は死刑囚の冤罪の可能性を調査する組織で、有馬と弁護士の世良、検察官の春名が所属する。有馬はかつて無実の者を冤罪に陥れた過去があり、以来、惰性で過ごす日々だったが、あるとき一つの事件の情報を入手し、なぜか有馬は取り付かれたようにその事件を調べ、死刑囚の古内にたどり着く。
第二話:古内を冤罪と疑う有馬は、春名に事件を正式に誤判対策室で調査させてほしいと懇願するが春名は取り合わない。一方の世良は有馬の調査に興味を持ち、有馬は世良の紹介で当時の古内の担当弁護士・古畑に会うが古畑も冤罪を否定する。その矢先、マミの情報をもとに調べていた印鑑詐欺容疑の男が逮捕される。有馬はかつての強要に近い取り調べで男から詐欺集団の首謀者・矢野高虎の情報を聞き出す。
第三話:有馬は高虎とその周辺を捜査するうち、古内の事件と高虎の詐欺グループに接点を見つける。それは高虎の妻・矢野琴乃が、古内の娘であり、さらに古内の虐待で右目を失明しているという事実だった。事件の真犯人は高虎で、古内が娘のために罪をかぶっている可能性があると感じた有馬は真実を確かめるために、世良と春名を連れて古内に面会に行くが、古内は「自分が殺した、静かに死なせてくれ」と言うのだった。
第四話:有馬は古内との面会で打ちひしがれながらも捜査を続けようとしていた。春名も西島が保管している古内事件の証拠リストを盗み出そうとするが西島に気付かれてしまい、さらに古内の死刑執行が近いことを知る。一方、世良は父の光蔵から後継として政界へ進出するよう諭され、さらに「誤判対策室」が設立された本当の理由を聞かされる。そのころ、有馬は知り合いの新聞記者・山岡に会っていた。
最終話:有馬は執念の捜査で古内の自白の真相と裁判での証言を覆す真実にたどり着こうとしていた。その矢先、教誨師の梶永から古内の死刑が“60”分後に執行されることを知らされる。有馬から連絡を受けた春名は琴乃に真相を聞き出そうとするが、そこには高虎の姿があった。そしてむなしく時が過ぎ、刑場では古内の首に絞縄が掛けられるが、冤罪を立証し古内の死刑執行を阻止するため、ついに有馬は最後の賭けに出る……!!