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🈑🈖住人十色【憧れの京都に第二の拠点!快適さを目指した築100年の京町家】

“京都デビュー”は70代!見つけた町家は三軒長屋の真ん中⁉▼暗く寒い…弱点を克服!西陣織の織元の構造を活かしてリノベーション▼古建具店で一目惚れ!㊙コストダウン

6月22日 土曜 17:00 -17:30 NBC長崎放送

🈑🈖住人十色【憧れの京都に第二の拠点!快適さを目指した築100年の京町家】

舞台は、京都市北区。住人(アルジ)は、大手フランス食品輸入会社の創始者である72歳の女性。長年バイヤーとしても活躍し、数々のフランスの食材を日本に初めて輸入したその道のパイオニア的存在だ。2018年、かねてからの憧れだった京都に第二の拠点を。構えた家は三軒長屋の真ん中。築100年以上で、元々は西陣織の織元だった。京町家の外観はそのままに、室内はワンフロアで繋がる開放的な空間にリノベーションした。
だが限られた予算内で見つけることができたのが売れ残っていた三軒長屋の真ん中…。そこはまさに京都の町家の弱点である、暗く寒い家だった。だが現在、明るい空間を実現できた理由が、奥のリビング。かつて作業場だったスペースは天井高が3.5mも。完全に閉じていた西側の壁を全て開口にして採光。そして壁の内側に新たに壁を作って二重に。その間に遮音シートや分厚い断熱材をしっかりと入れ、音と寒さの問題を同時に解決した。
パーティーをする家なので広いアイランドキッチンはオーダーメイドだが、天板は大理石調のシートで仕上げ、コストダウンを図った。建具の葦障子は古建具店で購入し、オーダーすれば約50万円はかかるところ、2万5千円で揃えることができた。 念願の京町家での二拠点生活を「大エンジョイしてます」という住人(アルジ)。食で繋がる人との縁がまた新たな出会いも予感させてくれる。そんな心もお腹も満たす家を紹介する。