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ドキュメンタリー/教養

テレメンタリー2024「日本では救えない〜小児がん医師の苦悩〜」🈑

国の違いなどによる薬や治療法の認可の時差“ドラッグ・ラグ”。なぜ日本で命が救えないのか?「待ったなし」の患者でも、新しい治療法が適用できない理由を探った。

6月22日 土曜 4:50 -5:20 テレビ朝日

名古屋大学病院の小児科医、高橋義行医師は、国内で治療法がないために亡くなる子どもを多く見てきた。高橋医師の患者、久保田ちひろさん(9)は神経にできるがん、神経芽腫を患っている。有効な治療法が見つかったが、日本国内では認可されていない。国の違いなどによる認可の時差“ドラッグ・ラグ”があるからだ。
そのためイタリアへ渡航することを決めた。高橋医師は薬による同様の治療法を研究しているが、国内で患者に投与するには多くの壁が立ちはだかる。なぜ、日本で命が救えないのか。命を維持するために「待ったなし」の患者でも、新しい治療法が適用できない理由を探った。