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ドラマ

愛の嵐▽縁談

甲州の大地主、三枝家で何不自由なく育てられた娘・ひかる。ひかるの五歳の誕生日に、父・伝右衛門が孤児である猛を連れ帰り、猛は使用人として三枝家で暮らし始める。

6月25日 火曜 15:30 -16:00 チバテレ1

日本中が戦時一色に塗りつぶされた昭和十七年。二十歳の輝くような美しい娘に成長したひかる絹の心配をよそに、持ち込まれる縁談をことごとく断わっていた。が、とうとう断り切れずに、ある日、海軍中尉剛田司郎と見合いをすることになった。場所は、この村で古くから旅館を営む大河原家の一室。この大河原家の長男勇作は妻をなくして一人暮らし。
なかなかのやり手で軍需関係にくい込み、かなりの財をなしていた。見合いの翌日、司郎の母鈴江が三枝家に訪ねてきた。ひかるのことをすっかり気にいったから、来月にでも式を挙げたいと大変な熱の入れようだ。ひかるは憔然として・・・。