ドキュメンタリー/教養

テレビ寺子屋【最強の味方をつくる/田中ウルヴェ京】

「最強の味方をつくる」
田中ウルヴェ京(スポーツ心理学者)

5月5日 日曜 5:15 -5:45 富山テレビ放送1

テレビ寺子屋【最強の味方をつくる/田中ウルヴェ京】

自分に「最強の味方」がいると、元気になったり、何か難しい問題を解決できるようになったり、結果的にそれが社会に役立ったりします。何か嫌だな、困ったなという時に、自分を元気にさせてくれる人、「その問題ってこういうことだよね?こういうふうにやったらいいんじゃない?」と、冷静に一緒に考えてくれる人、さらに、自分が「この人にいて欲しい」と思った時にはすぐにいてくれる人。誰でしょうか?それは、「自分」です。
自分自身を「自分の最強の味方」にしてしまおうということです。自分の心の言葉は、時には敵になります。味方にするとはどういうことでしょう。本当の自分の心の声に気づくこと。つまり、敵だろうと味方だろうと自分の中に誰かがいて、自分に悪影響を与えることにも気づく。そこがポイントです。実際に、気分が良くない時、難しい問題に対してイライラしていたり、不安になったりしている時に心の声はネガティブに影響します。
そのことは、私たちの感覚だけでなく、神経科学の研究でも分かっています。感情に影響されてしまう時は、確かにあるということです。ではどうするか。明らかになっている「敵になっている自分の言葉を味方にする方法」を紹介します。