ドキュメンタリー/教養

テレビ寺子屋【講師:原坂一郎(こどもコンサルタント)】

「叱りどきは伝えどき」
原坂一郎(こどもコンサルタント)

5月5日 日曜 5:30 -6:00 テレビ西日本1

テレビ寺子屋【講師:原坂一郎(こどもコンサルタント)】

親はどうして子どもを叱るのでしょうか?それは、我が子のためを思って「きちんとした人に育って欲しい」という気持ちがあるからです。ひと言でいえば、『しつけ』のため。しかし叱っても、なかなか改めさせることはできません。しつけとは教えること、伝えることなのです。大切なのは、何度も伝えること。すぐにその場で改まるものではありません。その場で改善されなくても次の機会で良くなる確率がどんどん高くなります。
子どもたちは日々、いろいろなことを巻き起こします。して欲しくないことばかりしてしまう。逆に、して欲しいことはしない。それが子どもです。わざとやっている訳ではありません。経験が不足していて物事を知らないだけです。ですからみなさん、叱りたくなったときは「伝えどき」だと思ってください。「この機会に新しいことを教えてあげよう」そんな心の余裕をもって接してみましょう。