ドキュメンタリー/教養

100分de名著 トーマス・マン“魔の山”(3)死への共感🈖🈑

ショーシャ夫人は突然、主人公ハンスのもとを去ってしまう。代わりに登場するのがイエズス会士にして、テロリズムをも容認する過激な革命主義者ナフタだ。

5月20日 月曜 22:25 -22:50 NHKEテレ1名古屋

100分de名著 トーマス・マン“魔の山”(3)死への共感🈖🈑

過激な思想の持主ナフタとセテムブリーニはことあるごとに激しく論争し、ハンスも巻き込まれる。二つの思想の間で葛藤し続けるハンスをよそに、従兄のヨーアヒムは従軍することを決意して下山する。残されたハンスは、雪山で遭難しかけ、生と死は決して切り離すことはできないと気づくが、生還後、なぜかそのことを忘れてしまうのだった。第3回は「生」と「死」の深い関係について深く考察していく。