ドキュメンタリー/教養

100分de名著 トーマス・マン“魔の山” 🈡(4)生への奉仕へ🈖🈑

ショーシャ夫人はペーペルコルンという元コーヒー園経営者のパートナーを連れて「ベルクホーフ」を再訪する。ペーペルコルンは、主人公ハンスに生の力強さを教えてくれる。

5月27日 月曜 22:25 -22:50 NHKEテレ1名古屋

100分de名著 トーマス・マン“魔の山” 🈡(4)生への奉仕へ🈖🈑

ペーペルコルンのカリスマ性はナフタやセテムブリーニの言動をかすませるほどだったが、突然自死に至る。彼亡きの後の「ベルクホーフ」は限りない混とんへ。決闘沙汰の果てにナフタも自死。そんな中でハンスは,ヨーアヒムの霊との再会を通して、生についての深い気づきを得、戦争の轟(ごう)音をきっかけに自ら戦場の只中へ向かうのだった。第4回は、ハンスが最後に辿り着いた境地の意味を読み解いていく。