ドキュメンタリー/教養

伝える’24「ある家の記録 〜帰還困難区域 浪江町赤宇木〜」🈑

福島第一原発事故により「帰還困難区域」となった浪江町赤宇木地区。小さな集落の記録を追う。「家とは何か、地域とは何か」本作から原発事故が何を奪っているのかを考える

10月7日 月曜 1:30 -2:29 CBCテレビ

「帰還困難区域では、住宅の解体や除染が進められています」東京電力福島第一原発事故に関連するニュースで、私たちは日々、短くこう伝えている。しかし、その「帰還困難区域」と呼ばれる場所が、どのような場所で、住宅の解体がどのように進められるのか。本作の舞台となった浪江町赤宇木集落を含む津島地区での取材を重ねて5年ほど。そんな中記者が出会ったのが、本作の主題となる今野家の面々であった。
地域の中心にありつづけた家の最後を、可能な限り記録すべく、解体に着手するとされた日も、同じように現場に向かった。家族の思いは「家の最後を自分の目で見届けること」果たしてその願いは叶うのか…