ドキュメンタリー/教養

TimeTrip 鎌倉幕府〜悲劇の将軍と夜叉王の面〜

さまざまな歴史を紐解くドキュメンタリーシリーズ。今回は鎌倉幕府の真実に迫る!

10月5日 土曜 19:00 -20:00 BSフジ・181

さまざまな歴史を紐解くドキュメンタリーシリーズ。 今回は、源頼朝が鎌倉幕府を開くまでの歴史的背景や源頼家暗殺までの経緯と謎を検証! 平氏と源氏の勢力争いから鎌倉幕府の成立、源氏将軍の継承と確立、尼将軍・北条政子の政治力など歴史的な出来事をさまざまな角度から振り返る。 静岡県伊豆市修善寺は、1200年の悠久の時を刻む歴史と観光の街。
温泉街の中央には桂川が流れ、京都の風景を模したと言われる橋や竹林の小径は季節ごとに美しい風景を見せる。 今から800年前、桂川のほとり、茶屋の一角にある足湯で源頼朝の嫡男で鎌倉幕府の二代目将軍だった源頼家が惨殺された。その頼家が生前幽閉されていたと言われるのが町の中心であり町名の由来ともなっている曹洞宗・修禅寺。この寺に残る頼家の仮面。
北条家による暗殺で亡くなった頼家が生前の暗殺未遂の際、その顔を面師に彫らせ政子に送ったと言い伝えられている面だ。 今から100年ほど前、戯曲作家・岡本綺堂が執筆し、歌舞伎の定番の一つとなっている「修禅寺物語」は頼家の面が題材に使われている。 呪いが込められているという頼家の面は、いったいどのような目的で作られたのか。
そして通常の舞楽面よりも大きく、実用的とは言えず使用目的が謎のこの面はいったいどこからやってきたものなのか?その謎に迫っていく。