ドラマ

総理と呼ばないで #9「罠にはまった総理」

鬼才・三谷幸喜が、一国の行く末、国民の幸せのキーパーソン、内閣総理大臣を主人公に書き下ろした、笑いと感動いっぱいのストーリー。

10月7日 月曜 17:30 -18:25 テレビ愛知1

官房長官(筒井道隆)決断で開いたメイド(鶴田真由)の記者会見は、総理(田村正和)にセクハラ親父のイメージを与える結果に終わった。内閣支持率は下がる一方。記者たちは総理の再会見を求めていたが、「お前たちでなんとかしろ」と応じない総理。仕方なく官房長官が会見したが、記者たちをさらに苛立たせることに。ついに、夫人(鈴木保奈美)が会見に登場。「主人は気が小さく、私の時だって……」と総理のことを話す。
その堂々としたうけ答えぶりに記者たちも納得した様子。会見を開いたことを知らない補佐官(小林勝也)は、長い付き合いの暴力団会長から金を引き出し、“口止め料”をタブロイド紙記者(灰崎武浩)に、総理や官邸スタッフには内緒で渡していた。そのことを記事にすると、記者が再び迫ってきた。金での解決に反対した官房長官をクビにし、父の代から仕える補佐官を守ろうとする総理。
首席秘書官(西村雅彦)と政務副長官(田山涼成)は、記者に金を積む。「話にならない」と席を立つ記者。総理、政権の運命は……。