家政婦春子 他人の不幸は蜜の味-嫁姑 殺意の接点-

ドラマ

午後のランチタイム「家政婦 春子 〜他人の不幸は蜜の味〜」🈞【主演 泉ピン子】

家政婦・青山春子(泉ピン子)は「ななふく堂」社長・塚原礼司の家に住込むことに。勤務早々、内縁の妻・弥生の言いつけで、春子は自宅へ帰される?

10月2日 水曜 12:00 -13:55 TSCテレビせとうち

家政婦・青山春子は、塚原家に住み込みで働くことになった。塚原礼司は年商150億円の「ななふく堂」社長だが、半年前に脳梗塞で倒れてから身体が不自由だという。彼を介護する嫁・弥生を気遣って、離れて暮らす姑・塚原志寿江が家政婦を依頼したのだ。勤務初日の夕方5時、弥生が不審な電話に応答していることに春子は気付く。「どうして番号がわかったの?」「今夜?」と、弥生は狼狽している。
急な来客があるという弥生の言いつけで、春子は自宅へ帰された。その夜、塚原礼司が変死体で見つかった。自室のベッドで絞殺され、死亡推定時刻は午後9時半とみられる。第1発見者は弥生だった。遺産目当ての殺害だといって、姑・志寿江と礼司の前妻・平山信子は、弥生を激しく罵る。弥生の主張は、午後8時にレンタルビデオ店へ出掛け、午後10時に帰宅したら礼司の遺体があったというものだ。
しかし、鎌倉東署の刑事らも、弥生への疑いを晴らさない。弥生の人柄を信じている春子は、彼女をかばうことにする。実は、春子は弥生とは、10年前に面識があった。当時みすぼらしい身なりだった弥生は、幼い男児を連れて中華料理店で無銭飲食をしてしまう。料理店に勤めていた春子は、母子に同情してその場で代金を立替えた。そして弥生は後日、律儀に返済に来てくれたのだ。