知っトク 医療のつぼ

ドキュメンタリー/教養

知っトク 医療のつぼ「耳の調子が悪い そんな時は」🈞

急性中耳炎は、耳の痛みや発熱、音が聞こえづらいといった症状がみられる。番組では、中耳炎の種類や症状について解説する。

10月1日 火曜 11:15 -11:25 ABS秋田放送1

知っトク 医療のつぼ「耳の調子が悪い そんな時は」🈞

耳が痛い、聞こえが悪いという症状は、さまざまな原因が考えられるが、中耳炎も耳の不調を引き起こす疾患のひとつだ。 中耳炎にはいくつか種類があるが、もっとも多い急性中耳炎は、のどや鼻から鼓膜の奥の中耳と呼ばれる部分にウイルスや細菌が入り込んで感染し、炎症を起こした状態だ。多くの場合、風邪が引き金となって発症し、3歳までに7割の人が発症するといわれている。
急性中耳炎は、耳の痛みや発熱、音が聞こえづらいといった症状がみられる。乳幼児の場合は自分で症状を訴えることができないため、保護者が意識的に観察しないと見過ごしてしまうことがある。急性中耳炎は、早い段階で治療をしないと、耳の奥に水がたまる滲出性(しんしゅつせい)中耳炎や、中耳炎の再発を繰り返したり長引いたりする慢性中耳炎につながることもある。
悪化すると耳鳴りやめまい、難聴につながることもあるため注意が必要だ。言葉を覚えないといけない時期に聞こえが悪い状態が続くと、言葉の発達の遅れにつながることもある。 番組では、秋田市にある真崎耳鼻咽喉科医院の真崎雅和院長が、中耳炎の種類や症状について解説する。