• この番組の放送は終了しました

テレビ寺子屋

情報/ワイドショー

テレビ寺子屋【ダニエル・カール/日本語って やっぱ奥深い】

「日本語って やっぱ奥深い」 ダニエル・カール(山形弁研究家・タレント)

1月22日 土曜 5:30 -6:00 北海道文化放送1

テレビ寺子屋【ダニエル・カール/日本語って やっぱ奥深い】

大学卒業後、英語指導主事助手として山形県に赴任しました。電車で山形に到着して駅前の商店街を歩いていた時のことです。何気なく周りから聞こえてきたのが「んだ。」という声です。大阪の大学に留学していた時、国語の先生に『ん』から始まる日本の言葉はないと教わりました。辞書で調べてみても『ん』で始まる言葉は見当たりません。ある時、上司に「『んだ』というのは一体何なのか?」尋ねてみました。
すると上司はメモ用紙に『んだ』と書いて、「この表現を分析するためにはこれを二つの単語に分ける必要がある。」といいました。思わず「『ん』と『だ』は二つの単語なんですか?」と聞き返すと、まず『だ』は山形弁で「です。」という意味。次に『ん』という単語。他の地方でも相槌を打つときは「うん。」と言います。それに近い標準語の表現が「そう。」という言葉。つまり「んだ。」=「そうです。」ということになります。
ギネスブックにも掲載されている世界一短い会話も山形弁だそうです。お母さんが「食べなさい。」すると子どもが「食べるよ。」という会話。それが「け。」「く。」わずか2文字で終わります。山形弁の奥の深さもそうですが、日本全国どこへ行ってもご当地の言葉はバラエティが豊富です。奥の深い日本語を遺していけるように、みなさんも方言を積極的に使って欲しいと思います。

  • 出演者

    講師/ダニエル・カール(山形弁研究家・タレント) 司会/北村花絵(テレビ静岡アナウンサー)手話通訳/石川ありす