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新時代の組織経営と働き方
趣味/教育
新時代の組織経営と働き方 第10回
「ライフコースの考え方」
12月5日 日曜 11:15 -12:00 放送大学on
ライフコースの視点と考え方は、1970年代にアメリカの社会学・歴史学・心理学の研究者たちによって開発され採用されるようになった。日本には、80年代に入ってから導入され、急速に普及した。先鞭をつけたのは家族社会学者である。標準的なコースをたどる家族が日本でも減少することによって、家族周期やライフサイクルという従来の概念の有効性が低下したためである。
また、ライフコースの考え方が豊かな成果をもたらす可能性を秘めていることに気づいたためでもある。
この回では、ライフコースとは何か、ライフサイクルという捉え方にはどのような限界があったのか、個人のライフコースと社会構造はどのように関連しているのか、これらの点について説明しながらライフコース論の特色について論ずる。
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キーワード
ライフコース、キャリア、役割移行、ライフサイクル、ライフステージ、社会規範
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出演者
放送大学特任教授 森岡 淸志