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日本のチカラ

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走れ!やさいバス 〜リケジョママ社長の挑戦〜

12月3日 金曜 9:00 -9:30 TOKYO MX1

全国有数のお茶の産地、静岡県牧之原市にある小さなベンチャー企業が今注目を集めています。農業ベンチャー「エムスクエア・ラボ」。従業員6名、“農業×ANY=HAPPY”を掲げ、農業と他の産業や技術を組み合わせればあらゆる問題は解決すると、農業に関する様々な事業を展開しています。
エムスクエア・ラボの代表を務めるのが加藤百合子さん(46)。東京大学農学部出身、こんがらがった問題大好き。解析オタクの加藤さん、農業が抱える課題に挑みます。 年々上がる配送料が農家を苦しめてきました。野菜1000円に対して1500円の物流コストが掛かる、野菜を作っても運べない、欲しくても買えない。そんな声が増えるなか、加藤さんが生み出した新しい物流システムが「やさいバス」です。
やさいバスは、農家と消費者を結ぶ産地直送のシステム。街中の店や商業施設などに設置された野菜の集荷・出荷を行うコンテナをバス停に見立て、集配トラックが定時巡回して野菜を運びます。消費者から注文を受けた農家は、収穫したその日に最寄りのバス停へ野菜を出荷。やさいバスは決まった時間に消費者最寄りのバス停へ運んで回り、消費者は自由な時間にその日に採れた新鮮な野菜をバス停に取りに行くことができます。
やさいバスが扱う野菜はすべて農家の言い値で取引され、今まで市場に出ることのなかった絶品野菜が消費者の元へ届くように。最大のメリットは共同配送による、配送コストの大幅な削減。農家の利益を一番圧迫していた配送料の悩みを解決する一手となったのです。3年半前に静岡で生まれたやさいバスは、静岡の農業の物流を明るくしました。
2020年やさいバスは全国展開を目指し、県外へ進出し始めました。地域が変わっても農業が抱える問題は同じだと加藤さんは考えています。そして神奈川県で同じ悩みを抱えるある農家に出会います。「本当に物流の孤島でして…」と訴える農家の思いに加藤さんは動きます。美味しい野菜を届けたい、農家と地域を繋げようと奮闘する女性社長を追いました。

  • 出演者

    【出演】 加藤百合子(エムスクエア・ラボ社長)、桑高史之(桑高農園)、桑高茂夫、加藤里沙子(加藤さん次女)、小栗清人(JA遠州中央・営農企画部農業振興課課長)、大角昌巳(しあわせ野菜畑)、和泉大樹(相模原 大ちゃんの野菜)、和泉優奈さん 【ナレーション】 内山絵里加(静岡放送アナウンサー)