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芭蕉が詠む祈りのこころ

ドキュメンタリー/教養

芭蕉が詠む祈りのこころ▽第4話 東北の宝

日本仏教の母山として1200年以上の時を刻んだ比叡山・延暦寺を出発点に、全国を旅し「日本人のこころ」に迫る。

12月2日 木曜 20:00 -21:00 チバテレ1

芭蕉が詠む祈りのこころ▽第4話 東北の宝

私たち日本人は、中国から伝来した仏教をいかに取り入れ「こころ」のよりどころとして形成したのか・・・日本仏教の母山・比叡山延暦寺を基軸とし、また仏教の側面からだけでなく伊勢神宮をはじめとする日本の様々な神社仏閣の日々の修行・堂塔伽藍・秘宝秘仏など貴重な映像をとおして「日本人のこころ」をひも解く。 旅の案内役『松尾芭蕉』として俳優・松平健がシリーズをナビゲートする。
第四話は、「おくのほそ道」で芭蕉が旅した東北の地を俳人・黛まどかさんが旅する。 岩手では第3代天台座主・円仁が建立した中尊寺と毛越寺へ。藤原四代の栄枯盛衰の象徴でもある中尊寺は金色堂をはじめ3000余点の国宝・重要文化財を伝える平安美術の宝庫であり、また数多の戦乱や災害を耐え復興を重ねてきた東北の歴史の象徴でもある。
藤原清衡が中尊寺造営に込めた思い「この地で果てた全ての魂をやすらぎの浄土へ」・・・東日本大震災を経て、この寺は人々にどのような役割を果たしたのか。また芭蕉が源義経終焉の地で詠んだ句「夏草や兵どもが夢の跡」に込められた真意とは。 続いて「おくのほそ道」の旅で芭蕉が最大の目的地としていた山形・出羽三山へ。
古来より修験道を中心とする信仰の山として知られている出羽の山々は、命をかけて登らなければならないほど険しい道が続く。「人生50年」の時代、なぜ芭蕉は46歳という高齢で出羽の山々に向かったのか、そして東北を旅して芭蕉が得たものとは・・・。 出生の地・三重ではあまり知られていない東北での松尾芭蕉の姿を追いながら、東北の人々に連綿と受け継がれる「死」と「再生」の思想を探る。

  • 出演者

    松平 健(俳優) 黛 まどか(俳人) 佐々木 邦世(中尊寺 仏教文化研究所所長) 千葉 慶信(毛越寺 執事長)  吉住 登志喜(出羽三山神社 禰宜) ナレーション:松平健(ナレーション兼務)、若林希