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FNSドキュメンタリー大賞

ドキュメンタリー/教養

第29回FNSドキュメンタリー大賞「中村哲の信念」「ポーランド孤児救出の軌跡〜」

「カカ・ムラド〜中村哲の信念〜」「未来に伝えたい 100年前のニッポン人〜ポーランド孤児救出の軌跡〜」

11月28日 日曜 12:00 -13:55 BSフジ・181

【カカ・ムラド 〜中村哲の信念〜】 2019年12月4日 アフガニスタンで銃撃されて死亡した中村哲医師。現地での医療活動や用水路建設などの人道支援に汗を流す中、突然の訃報だった。中村医師は、幼少を福岡県北九州市で過ごした。テレビ西日本の北九州支局で勤務している私も非常に大きな衝撃を受けた。徹底した「現場主義」そして「利他の精神」。医師でありながら白衣ではなく、作業着に身を包み、晩年は、鋭いメスではなく、
大きなショベルカーを扱うことの方が多かった。そして日本から遙か6300キロのアフガンの乾燥した大地に水と緑をもたらした。武力によらない平和の実現を目指し、難民支援にも全力を注いだ彼の現地での愛称は「カカ・ムラド」 中村のおじさん。親しみを込めてそう呼ばれていた。アフガニスタンの復興に生涯を捧げた「自己犠牲」の生涯。彼を突き動かしたその信念とは一体何だったのか?そして、
中村哲医師がアフガニスタンと日本に遺したものとは、何なのかー。テレビ西日本の秘蔵映像とアフガニスタンの最新の現地映像を含めて、中村哲医師の人生に迫る。 <制作>テレビ西日本(※2020年5月放送)
【未来に伝えたい 100年前のニッポン人〜ポーランド孤児救出の軌跡〜】 1940年、外交官・杉原千畝が発給した「命のビザ」を握りしめ、約6000人のユダヤ難民が福井県敦賀港にたどり着いた。その上陸から遡ること20年、敦賀で撮影されたポーランドの子供たちの写真がある。そこには「もう一つの人道物語」があった。
第一次世界大戦後とロシア革命の混乱期のシベリアに戦争で親を亡くしたポーランドの孤児たちが取り残されていた。救出に向け、国際社会の中で手を差し伸べたのは日本のみだった。救出された763人の孤児たちは福井県の敦賀港から入国、日本人の温かいもてなしと感染症の治療や献身的な看護を受け祖国へと旅立つ。しかし、その後も時代の激流に翻弄され数奇な運命を辿る孤児たち、その胸中にあったものは…。 孤児たちは、
すでにこの世になく、100年前の出来事を探る取材は難航。6年の歳月をかけ資料を探し求め、孤児たちの証言映像も入手する。番組では貴重な資料や日本初公開の孤児の証言映像をもとに、絶望の中、奇跡ともいえる救出劇を丹念に描いていく。 救出から100年が経ちポーランドと日本で、この史実は次世代にどう語り継がれようとしているのか。「やさしさ」「人のためにつくす」とは。日本、ロシア、ポーランドの取材を通して、
グローバル化と自国優先主義の狭間にある私たち現代日本人に何を語りかけているのかを紐解く。 <制作>福井テレビ(※2020年5月放送)