ドキュメンタリー/教養

ニッポンの里山 ふるさとの絶景に出会う旅「サクラと暮らす島 愛媛県 上島町」🈑

瀬戸内海に浮かぶ岩城島は春、サクラの花で覆われる。人々が人生の節目に植えてきた4千本ものサクラだ。その頃、漁師たちはほんのり赤く体が染まった桜鯛を狙って海へ出る

4月28日 日曜 13:35 -13:45 NHK総合1・東京

瀬戸内海にサクラの花で島の景色が一変する島がある。周囲12キロの島にサクラが4千本。岩城島(いわぎじま)だ。戦時中、島を覆っていた松が燃料として伐られ、はげ山となってしまったことから始まったサクラの植樹。島民は入学や還暦など人生の節目にサクラを植えてきた。花が咲くと蜜を求めて多くの鳥も飛来する。そして、海からもサクラの便りが。漁師が狙うのはほんのり赤く染まった桜鯛だ。山にも海にもサクラが咲く。