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日本のチカラ[再][字]

  • 11月16日
  • 土曜
  • 14:00 -14:30
  • TOKYO MX2

“古い”が新鮮 〜レコード文化を守る女性たち〜

今や音楽は配信される時代。しかし最近、レコードの人気が再燃してきています。過去5年のレコードの生産数はおよそ4倍に上昇。温かみのあるジャケットや、アナログの深みのある音が人気を呼び、再びレコードを聴く人が増えているのです。 そんなレコード文化を支えている会社が山形県にあります。創業78年。レコード針を製造する「株式会社ナガオカ」です。
ナガオカの作るレコード針は、昔からレコード好きに親しまれ、「ナガオカ針」と呼ばれています。なんと世界シェアは9割。レコード針は長さ1■、直径0.25■。針先の0.1■がダイヤモンドになっています。精密に研磨して作り上げられるレコード針。そんな世界オンリーワンの技術を守っているのは、工場で働く女性たちと4代目の女性社長です。
研磨の工程を担当するこの道44年の斎藤勝子さん(62)。斎藤さんは0.1■しかないダイヤモンドの針先を、手作業で、精密に削り上げる技術を持っています。その作業は一瞬。女性ならでは感性が生み出す、繊細で緻密な作業。創業当時から引き継がれてきた匠の技を、斎藤さんは忠実に守り続けてきました。1990年代、CDの登場により、レコードの生産数は大幅に下落します。
「ナガオカブランドをもっと若い人に知ってもらいたい。」長岡社長は、来客者を必ず会社のオーディオルームに案内します。「ナガオカの針で聴くとライブで感じるような、音圧というか振動が伝わるというか、そこにオーディオの奥深さがあると思うんですよね。」 一旦は衰退という危機を迎えたレコード文化。それでもレコードを愛する人は絶えません。レコード文化を絶やしてはいけない…。レコード文化を守る女性たちの物語です。

  • 出演者

    【出演】 長岡 香江、斎藤 勝子、山内 廉 【ナレーター】 山川麻衣子(山形放送アナウンサー)

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