ドキュメンタリー/教養

鉄道伝説 第137回「JR北海道785系電車〜北の大地で最高速度を更新せよ〜」

鉄道の歴史・伝説に迫る人気番組、第12シーズンへ。今回は「JR北海道785系電車」の伝説に迫る。

4月30日 火曜 0:30 -1:00 BSフジ・181

平成2年に北海道で生まれた785系電車。「スーパーホワイトアロー」などの列車で親しまれ北海道の大動脈、札幌-旭川間を時速130kmでつないだ名車両である。 北海道の鉄道は広大で厳しい自然の中を走るために、試行錯誤を繰り返すという歴史の轍の上を走っている。しかし、昭和から平成へと移り行く時代の波の中でこれ以上できることはない、というところから、さらにもう一段の進化を求められたのである。
そして開発されたのが、国鉄からJR北海道になって初めて生まれた特急電車、785系。その美しいフォルムに秘められた当時の最新技術。そこには、国鉄時代から脈々と受け継がれた厳しい北海道の冬に立ち向かう、開発者たちの情熱が詰まっていた。