ドキュメンタリー/教養

こころの時代 選 オモニの島 わたしの故郷〜映画監督・ヤンヨンヒ〜🈑

映画監督ヤンヨンヒさんは朝鮮半島と日本の歴史のうねりの中を生きる自分の家族を描いてきた。母親にカメラを向けた作品「スープとイデオロギー」に込めた思いを聞く。

3月31日 日曜 5:00 -6:00 NHKEテレ1東京

ヤンさんの母親は南北分断が進む1948年に韓国済州島での大虐殺「4・3事件」を生き延びて日本に来た。北朝鮮の理想を頑なに信じ、ヤンさんの兄たちも“帰国事業”で北に渡った。ヤンさんのカメラがそこに秘められた思いを明らかにしてゆく。「私は北朝鮮も総連もタブーにしない。私は“腫れ物”じゃないことを人生をかけて伝えてきた」と語るヤンさんの過去の映画作品もたどりながら、家族と国家に向き合い続ける姿を描く。